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ChatGPTでLoLの戦績を分析する方法:コピペで使えるプロンプト付き完全ガイド

読了時間 約9分

「負けた試合をAIに見てもらって、何が悪かったか教えてほしい」── これは正しい上達の方向性だ。 プロのコーチがやっていることの大部分は、感情を挟まずに試合データを読み、ロールと対面に対する期待値とのズレを言語化することで、これはChatGPTやClaudeが最も得意とする作業に近い。 ただし、多くの人が「スクショを貼って『これ分析して』と書く」ところで止まってしまい、当たり障りのない一般論しか返ってこずに諦める。 この記事では、AIからコーチレベルの具体的な指摘を引き出すための、データの渡し方とプロンプトの組み立て方を順番に解説する。

なぜ「スクショを貼るだけ」では失敗するのか

試合後画面のスクリーンショットをそのまま貼る方法には、3つの構造的な問題がある。

解決策はシンプルで、テキスト化された構造データ(JSON)を渡すこと。 数字が文字として正確に入っていれば、AIは画像認識の誤差なく、対面との差分や指標の異常値を正しく扱える。

ステップ1:分析に足るデータを用意する

理想的には、以下が「数値」としてプロンプトに含まれていてほしい。

これを手で書き起こすのは面倒なので、LoL2LLM はRiotのMatch-v5データを、この分析に必要な項目だけに整形したJSONとして出力する。 Riot IDで検索 → 試合を選ぶ → 必要な項目にチェック → コピー、で貼り付け用のテキストが手に入る。 以降のプロンプト例の [ここにJSONを貼り付け] は、このエクスポート結果を想定している。

ステップ2:プロンプトの「型」── 役割・依頼・制約

良いプロンプトは3つの要素でできている。(1) 役割を与え(誰として答えるか)、(2) 依頼を具体的な動詞にし(「分析して」ではなく「抽出して」「比較して」)、(3) 制約で出力を絞る(個数・対象読者・形式)。 この3点を満たすだけで、返答の質は劇的に変わる。汎用テンプレートはこうだ。

あなたは私のロールを専門とするLoLのコーチです。
以下は私の試合データ(JSON)です。

# お願い
この試合で「次の試合からすぐ直せる」改善点を3つだけ挙げてください。
各項目について「データ上の根拠」と「具体的な次のアクション」をセットで書いてください。

# 制約
- 一般論(例:ワードを置く、位置取りを意識する)は禁止。この試合のデータに紐づく指摘のみ。
- 私はプラチナ帯です。その前提で書いてください。

[ここにJSONを貼り付け]

ポイントは「一般論を禁止する」と明示的に書くこと。 これだけでAIは「データに根拠を持てない指摘」を出しづらくなり、幻覚が大きく減る。 「3つだけ」という個数制限も重要で、上限を切ると優先順位の高い指摘から並べてくる。

ロール別:刺さるプロンプト例

レーナー(トップ・ミッド・ADC)は対面との差分を軸にすると鋭くなる。

このデータで、私と対面のCS/分・ゴールド・ダメージシェアを
表で比較してください。そのうえで、レーンフェーズ(〜14分)で
私が負けた指標を1つ特定し、その原因として考えられる
プレイ上のミスを2つ挙げてください。

[ここにJSONを貼り付け]

ジャングルは「リソースの使い道」を問うと良い。

私はジャングルです。このデータから、私のCS/分とKP(キル関与率)を
平均的な同ランク帯と比較してください。
ファームに偏りすぎ/ガンクに偏りすぎのどちらの傾向か診断し、
逆のプレイを増やすための具体的な目安時間を提案してください。

[ここにJSONを貼り付け]

サポートはKDAが無意味なので、ビジョンとダメージ吸収に寄せる。

私はサポートです。KDAは無視してください。
ビジョンスコア・コントロールワード・被ダメージ(ピール量の代理指標)を
中心に、この試合で私が「仕事をしていたか」を評価してください。
弱かった点を1つだけ挙げ、次の試合での改善目標を数値で示してください。

[ここにJSONを貼り付け]
1試合より「複数試合」を渡すほうが学びが大きい

単一の試合は運(チームの強さ、対面の事故)に左右される。 同じチャンピオンの直近5試合分のデータをまとめて渡し、「試合をまたいで繰り返している弱点」を抽出させると、再現性のある課題が見える。

以下は私の同じチャンピオンの直近5試合のデータです。
試合をまたいで繰り返し現れる弱点を2つ特定してください。
1試合だけの事故ではなく、複数試合に共通するパターンだけを
取り上げてください。

[ここに複数試合のJSONを貼り付け]
AIの分析を鵜呑みにしないための注意点
まとめ:明日からの3ステップ

(1) スクショではなく構造化データ(JSON)を渡す。 (2) 「役割・依頼・制約」の型でプロンプトを書き、一般論を禁止する。 (3) 1試合で完結させず、複数試合から繰り返す弱点を抽出する。 この3つを守るだけで、AIコーチングは「当たり障りのない感想」から「次の試合で試せる具体的な宿題」に変わる。 LoL2LLM はこのワークフローの最初のステップ ── 分析に足るデータをワンクリックで用意する部分 ── を担うツールだ。


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