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上達したい人がやりがちな失敗は、全部の数字を同時に良くしようとすることだ。 実際には、ランク帯ごとに「ここを超えると次の帯に行ける」ボトルネックは1〜2個しかない。 この記事では、初心者〜中級者が目標にすべき数字を指標別・ランク帯別にまとめる。 まず大前提として、絶対値より「対面との差」が重要であること、そして1試合の数字に一喜一憂しないことを覚えておいてほしい。
CS/分(1分あたりの最後の一撃で取ったミニオン+モンスター数)は、レーンの上手さを最も素直に表し、かつ最も再現性高く伸ばせる指標。メンタルや運に左右されにくいので、初心者が最初に固定すべき数字はこれ一択だ。 下表はソロレーン/ADC のおおよその目標値(30分換算の目安)。
| ランク帯 | 目標 CS/分 | 30分での総CS目安 |
|---|---|---|
| アイアン〜ブロンズ | 5.0 | 約150 |
| シルバー | 5.5〜6.0 | 約170 |
| ゴールド | 6.0〜6.5 | 約190 |
| プラチナ/エメラルド | 6.5〜7.5 | 約210 |
| ダイヤモンド | 7.5〜8.5 | 約240 |
| マスター以上 | 8.5+ | 約260+ |
初心者がまず狙うのは 「死なずに5.0 CS/分を安定させる」。 多くの人は CS を取ろうとして前に出て死ぬが、それでは本末転倒。 「10分で80CS・デス0」を10試合連続で出せるようになるだけで、自然とシルバー〜ゴールドの壁は超えやすくなる。 なおジャングルは 5.0〜6.5、サポートは CS を取らないので、この表はソロレーンとADC向けと考えてほしい。
上達において、キルを増やすよりデスを減らすほうが圧倒的に効果が高い。 1デスは、ゴールド・経験値・マップコントロールを同時に相手に渡す最大の損失だからだ。
目標:1試合のデスを5以下に抑える(30分試合で)。
序盤8分で2デス以上は黄信号。レーンの引き方・対面知識を見直すサイン。
数より「いつ・なぜ死んだか」。同じ死に方を繰り返していないかを毎試合1つだけ振り返る。
KP(キル関与率)は、チームのキルのうち自分がキルかアシストで関与した割合。 「ファームだけして集団に絡めていない」状態を見抜ける指標で、ロールによって目標が変わる。
| ロール | 目標 KP |
|---|---|
| ジャングル/サポート | 60%+ |
| ミッド | 55%+ |
| ADC/トップ | 50%+ |
視界スコアは、設置・破壊したワードが生んだ情報量の総合指標。 目安は 1分あたりの視界スコア で見ると分かりやすい。
| ロール | 目標(視界/分) | 30分での目安 |
|---|---|---|
| サポート | 2.0+ | 60+ |
| ジャングル | 1.2〜1.7 | 35〜50 |
| トップ/ミッド/ADC | 0.7〜1.2 | 20〜35 |
初心者がすぐできる改善は 「リコールのたびにコントロールワードを1個買う」。 これだけで視界スコアもデス数も同時に改善する、最もコスパの良い習慣だ。
ダメージシェアは、チーム総ダメージのうち自分が出した割合(5人均等=20%)。 特に ADC・APミッドは、KDA が良くてもここが低ければ「火力を出せていない」と判断される。
ADC/APミッド:28〜35%(チームの主火力)
トップ(ファイター):18〜25%
ジャングル:15〜22%/サポート:8〜15%(タンクなら5〜10%)
指標は5つ挙げたが、最初に固定すべきは「CS/分5.0以上」と「デス5以下」の2つだけでいい。 この2つが安定してから、ロールに応じて KP(絡み)か視界(マップ)のどちらかを足す。 全部を一度に追うと何も身につかない。1つの指標を10試合連続で達成する、を繰り返すのが最短ルートだ。 自分の現在値は LoL2LLM で試合データをエクスポートし、AIに「私のCS/分とデス数を同ランク帯の目安と比べて」と聞けばすぐ分かる。